●喫茶去とは・・・
日本での茶の起源は、奈良時代に既に伝来していたとも言われますが、一般的に、805年に唐より帰国した最澄が茶の種子を持ち帰り、比叡山山麓の坂本に植えたことにはじまると言われております。
また、茶が全国に広まるようになったのは、臨済宗の宗祖、栄西が1191年に宋(南宋)から種子や苗木を持ち帰ってからであると言われております。栄西は、1187年から5年間の2回目の渡宋中、素朴を尊ぶ禅寺での抹茶の飲み方を会得して帰ったと言われており、お茶とお寺は昔からとても深い関係にあると言えます。当初は眠気を覚ましの薬としての用法が主であり、とても貴重なものであったことが伺えます。
さて、「喫茶去(きっさこ)」と言う禅語ですが、「喫」は「食べること・飲むこと」を意味しますので、「喫茶」は「茶を飲むこと」を意味します。「去」の字は喫茶の助辞ですので、別に去るという意味はありません。
なので、「お茶を一服いかがですか?」とか「どうぞお茶でも召し上がれ」という意味の禅語になります。
●座談会「喫茶去」とは・・・
座談会と言っても、別に硬苦しいものではありません。気軽にお寺に立ち寄って頂き、お菓子を頂きながら、住職、山本鉄斎老師と茶飲み話をするだけのものです。
・法要や葬儀に出席して気になったり、疑問に思ったこと
・仏教について、常々疑問に思っていること
・ご自身の仕事や健康などのお悩みやご相談
・お葬式や法事って誰のためにやるの?
・お墓やお葬式のことが気になってるんだけど、どうしたらいい?
・お坊さんはどんな修行してるの?臨済宗との違いは?
・家は浄土真宗だけど、曹洞宗のお寺へ来てもいいの?
・私もお坊さんになれる?外国人でもお坊さんになれるの?
・観音寺と他のお寺の違いは何?
・農家の仕事って仏道修行と同じって聞くけど、ホントなの?
・悟りって何?悟りにもいろんな段階があるの?
・料理人のバイブル「典座教訓」って何?そんなスゴイの?
・坐禅をすると創造力が鍛えられるって聞くけど、ホントなの?
・坐禅をするとホントに心が楽になるの?
・奥様との馴れ初めは?お坊さんと結婚できるの?
などなど、何でもお訊きになれる、ちょっと楽しい歓談のひとときをお過ごし頂けるのではないか?と思います。
ただし、突然いらしても、不在でお相手できないこともありますので、
事前に下記の連絡先まで、お気軽にお問合せ頂きますよう、どうぞよろしくお願い致します。合掌。
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